毒殺



たい焼きを食べる度に思い出す…



昔、アメリカに永住する日本人妻が
アメリカ人の夫を毒殺すると言う事件
があった。


その手法はこうだ。


1個の今川焼き(地方によっては回転焼き)
を半分にして夫と分けあって
食べるのだが、
その際、今川焼きの端っこに毒を盛って
おくと言うシンプルな物なもの。

しかし、
こんな単純明快な犯行が
裁判で無罪となったらしい。


形がまん丸の
今川焼きには前も後ろも無い、
そんな物に毒を仕込んでも
半分にした際、自分が食べてしまう
かもしれない。


「そんな危険を冒すだろうか…?」




結局、証拠不十分で無罪となり
完全犯罪が成立した。


しかし実際は違った。
彼女が毒を盛ったのは今川焼きでは無く、
たい焼きの尻尾の部分だった。

半分に分けたとしても
レディーファーストの国文化、
100%の確率で自分には同体から頭の
部分が自分に手渡される。

この文化を利用した計画殺人だった。

現代はどうだか知らないが
当時はアメリカに今川焼きなど存在せず、
魚の形をしたたい焼きなども存在しない。


そして昔のたい焼きは
尻尾の部分にはあんこが
詰まっていないのが当たり前で、
アメリカ人の夫にこの事を言えば
失敗の要素など無いのだ。

もちろん胃の中に入ってしまえば
今川焼きもたい焼きも成分は同じなので
司法解剖してもあんこと小麦粉しか
出てこない。


日本でするとすぐに捕まるが、
海外では成功した計画殺人。



…て言う
内容のドラマが昔あったなぁ~ 笑


田村正和 主演の

「古畑任三郎」


たしか
1作目の最終回だったと思う、


犯人役は鈴木保奈美。

1年に1回食べるかなぁ?


って言うたい焼き。


でも、これを手にする度に思い出す。






ただ、
最近のたい焼きは尻尾まで
あんこギッシリなので


計画殺人には使えませんね!笑



何はともあれ


うまかったぜ~~(≧▽≦)




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